【記録】2023.12月 児童クラブ研修『SCの視点から見る連携の現場』
2023.12
『SCの視点から見る連携の現場』
スライド約30枚
対象:放課後児童クラブスタッフ約80名
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放課後児童クラブのスタッフさん向け研修で、
学校や行政などの外部機関やSCやSSWなどの専門職とどんな風に連携を取れば良いのかを、具体的なケースを交えてお伝えしました。
『連携といっても、どう声かけしたら良いのかわからない』
『忙しい中と思うと、何か気づいたことがあっても担任の先生や学校に遠慮してしまう』
などのお声もよく聞く中で、児童クラブのスタッフの皆さんにしかできない関わりの大切さや意義を込めてお話しました。
・実際の連携事例や連携のポイント
・組織レベルの連携の土台としての個人レベルの連携の大切さ
・個人で繋がるための個の多様性についてパーソナリティカテゴリーを使ったミニワーク
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カウンセラーと言えば相談室でクライアントさんと対話しているイメージが割と一般的かもしれませんが、
SC(スクールカウンセラー)特に小学校のSCは、
学校敷地内の色んなところを
日々奮闘して走り回っています。
廊下の隅っこで『先生ちょっと来て。』
と相談が始まることもあれば、
マラソン大会を見に行ったり、
給食や休み時間には運動場や教室に行って
もみくちゃにされながら遊んだりも。
中村哲さんじゃないけど、
これぞまさしくフィールドワーク。
心の風景を見立てるため、
特に小学校では言語以外の情報がキーになることが多いので、
自分の目で観察すること、
先生方からこどもたちの様子をお聞きすることに、
とても丁寧に時間をかけます。
講演ではいつもこれを
『SCはシャーロック・ホームズです。』
とお伝えしています。
なので、こどもたちの細やかな変化を見逃さない
児童クラブの先生たちの眼差しは、宝。
児童クラブは、学校でも家と比べると
評価や愛着意識から少し心を休ませることができる、
こどもたちにとっての3rd PLACE。
大人にとっての『仕事帰りのBAR?』みたいにホッと心が休まって、
こどもたちも思わず素の人格が出るようですよ*
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